釣り女子TV!!


6月からの新番組、CSテレビ、スカイA【釣り女子TV】は、関西地方を中心に撮影され放映されている。第一回目は、村田軍団の浅川進さんの奥さん 友香梨さんとタレントが、京都府の三山川での撮影となり地元の三船さんが案内役でアマゴ釣りが行われた。続いて和歌山県の寒川千秋さんは、タレントの指導役で妹尾名人が、紀州ダンゴを使ってグレを狙った。

三回目は徳島県吉野川市の浅野梢さんが出演し、タレントの指導に眞野方仁さん(八釣会FT会長)が淡路島の堤防グレの取材。滋賀県ではアユ釣り、鳴門市では正木義則さんに出演して貰いチヌを狙った。来月は徳島県でアマゴ釣りの取材が予定され、徳島市の賀川悠さんが女性釣り師として出演が決まっており、タレントの釣りは私に任された。

賀川さんはアマゴ釣りが久しぶりで、下見を兼ねて7月23日、徳島県那賀郡?木頭村に出掛けた。台風6号の大雨で本流は水位が高く濁っていたが、支流や上流は平水よりもかなり多かったものの済んでいた。小さい谷は水量が少なく釣りやすいだろうと思い、折宇谷に入って竿を出したが、全くアタリは無く下流の開いた瀬でイクラを2個刺して投げると、強烈なアタリが何度も上に走り慎重にタモに入れた奴は、丸々と肥えた25,5?のアマゴだった。
http://blog.livedoor.jp/senohachirou/archives/6988512.html
余り状況は良くないので、次の谷へ移動。日浦橋を渡り上流に向かうと、何人かアマゴを狙っている。降りやすい堰堤の上の瀬に入り、賀川さんの第一投目からアタリがあり、16?を釣り上げた。毎回のようにアタリはあるが、ハリに掛らない小型や、リリースサイズも多く掛って来た。

私も堰堤でイクラのエサで探ると、やはり13?未満が多く掛り、大きくなって来いと逃がす。そんな中でもミミズで狙った時には、15?~18?も釣れたが見切りを付け、高ノ瀬峡に走る。本流は水量が多くて仕掛けの馴染みが悪く、オモリを重くして狙うと、リリースサイズが多いが、15?以上もボチボチ釣れた。淵のトロ場に仕掛けを入れた瞬間、大きなアタリがあり、時間をかけて取り込めたのは、23?のよく超えた良型だった。

上に釣り上がっていると、流れが速く渡れないポイントがあって、道路に上がり車で下流に走る。いつも釣りやすい瀬は釣れず、淵で狙っていた賀川さんの竿が大きく曲がり、強い引きを楽しみながら、タモで掬ったのは23?の丸々と肥えた立派なアマゴに感激されていた。昨年生まれたアマゴの8?~13?は、徳島ではキリコ(霧のように小さい)と呼ばれ翌年の春には大きいので18?に育ち、渓流ファンを楽しませてくれるだろう。

さて、来月は、水量も減り真夏のカンカン照りになれば、厳しい取材になると思っていが、キリコなら数は釣れるだろう。何とか賀川さんとタレントの方には、良型がヒットする事を祈りたい。撮影の内容は【釣り女子TV】スカイAでご覧下さい。またコラムでは放送日が分かり次第にお知らせ致します。